アラサー女ががんになった

独身アラサー女が2022年1月 S状結腸がんであることが判明。がんになってからの記録を更新していきます。

術後半年経過

ぱんだです。

 

本日は8月に術後半年検査を行ったCTの結果発表の日でした。なぜこんなに待たされたのかは多分抗がん剤治療が8月半ばに終わり、CT前に外来で腫瘍マーカーを取ったからです(腫瘍マーカーは1ヶ月に1回しか取れないみたいで)

なので診察前に腫瘍マーカーも取りました。

 

まず、腫瘍マーカーは(CEA)下がっておりました!

3月 1.2

4月 0.9

5月 1.6

6月 1.4

7月 1.4

8月 1.4

9月 1.2

 

基準値内とはいえ、5月に少し上がったのは焦りましたが、その後横ばいが続いてました。今後もこの数値をキープしたいです。あと抗がん剤終わったとはビリルビンや一部の赤血球関連の数値は若干基準値外でしたが、それも時間が経てば戻るよとのことでした。

 

そして、CTの結果も再発の所見なしとのことでした。その言葉をかけて一気に解放された気分になりました。ずっと1ヶ月も待たされてたので笑 今後は定期検査で経過を見ていくので油断ができません…… 次また不安に煽られるのは2月かと思うと……… 色んな人のブログなどを見ると再発する人は2年以内が多く、特に1年後と1年半後をよく見るから怖い…… 内服とはいえ半年間抗がん剤やったから頼みますほんとに。それと私の病院は血液検査はかかりつけ医でCTと大腸カメラは今の病院でやるようにという方針なので次はかかりつけ医で血液検査です。かかりつけ医の場合、予約は自分でやらなきゃいけないらしい。これ人によっては3ヶ月行かない人もいるんだろうな。私は行くけど。まあ若干かかりつけ医の方が歩いても行ける距離だからありがたいっちゃありがたいです。ひとまず3ヶ月後の血液検査もクリアするぞ。

 

さて、半年経過しましたが、当時のことやこれからのことを色々考えました。正直、私はがんと言われてあと2年後にはホスピスみたいなところで緩和ケアを受けて最期を迎えるんだろうとか考えてしまってました。まあその時見たブログも延命治療中の人のばかり読んでたせいもありましたが笑 でも、がんと言われると「=死」って浮かぶ人は多いと思います。今はがんも治ると言われるくらい医学は進歩してますが、がんに対する先入観だけは変わらないなあと思います。幸いなことに遠隔転移なし、手術可能と言われても手術で取れたら大丈夫とポジティブに考えられず、手術したら予想よりも大きかった、がんがあちこちに散らばってるってなってるだろうとも考えたりしましたし、リンパ節には確実に転移しててステージ3bか3cで抗がん剤やるんだろうなあ、仕事また半年休まなきゃかなあを考えてました。まあ、結果的には予想を覆す感じで先生たちが思ってたよりも良かったという結果になりました。といっても抗がん剤はやる前提で話されましたけども笑

抗がん剤やるってなった時も副作用がどれほどきついものか、やはり不安はありました。抗がん剤は嘔吐・脱毛が凄いイメージがあったので本当に怖かったです。ただ、私が内服してたゼローダには吐き気はあるものの、嘔吐まではなく、脱毛も無い薬でした。副作用はあるものの、そこまできついものはなく、日常生活もいつも通り過ごせました。日常生活も過ごせるくらいにコントロールできるようになってる時代になったんだなと思います。

正直、内服薬だけで良かったのかというちょっとした不安もありますが、抗がん剤治療をやると決めた選択には悔いはないです。今後万が一、再発となってもショックは受けると思いますが、抗がん剤やらなかったらもっとショック受けると思います。抗がん剤やったからといって再発絶対しないとは限らないですが、せめても抗がん剤治療をやったから大丈夫と言う気待ちだけは持っていたいです。

 

年明けからがんサバイバーとしての人生が始まりました。私は5年超えても検査を受けた方いいと言われてるので死ぬまではがんサバイバーです笑 がんになって良かったとはやはり思いません。でもがんになったからこそ人よりも1日を大切に過ごそうという気持ちは健常な方々より強いと思ってます。色んなことの見方も変わりましたし、がんじゃなかったら知らなかったこともあります。5年後、10年後どうなりたいかなんて正直考えたくないです。自分がこの世にいるかどうかも分からないのもありますけどずっと先の未来よりも直近の未来をどうしたいかを考えていきたいです。