アラサー女ががんになった

独身アラサー女が2022年1月 S状結腸がんであることが判明。がんになってからの記録を更新していきます。

若いみんなは自分の体をもっと大事にしようね!

改めてになりますが、この度私はまだ30歳にもなっていないのに関わらず大腸がんを患ってしまいました。


--------ちょっと長い前置き----------

元々お腹が弱くてよくお腹壊したり胃腸炎とか食中毒とかになってたけど毎日快便の時もあったしこういう体質だと信じてきましたが、昨年より便の異常に軽く悩まされ何かあると怖いと思って近所の消化器科で見てもらったところ大腸がんであることが判明したのです。しかも私の場合は早期がんではなく進行がんで遠隔転移を及ぼす可能性があるところまで進行していたということです。便異常以外は普通に生活してても問題がなかったのですが、すでに自覚症状に気づいてからが進行していたとは思いもしませんでした。がんと宣告されて1ヶ月もしないうちに迅速に体の色んなところを検査し、幸いなことに他臓器への遠隔転移は現時点ではなく手術できる状態でしたが、若いために進行してしまうのが怖かったため、わがまま言ってがんの宣告を受けて1ヶ月も経たないうちに手術をして頂きました。手術も腫瘍のある場所だけでなく、周辺のリンパ節も多めに切除ということで予定通り目に見えるがんは全て切除頂きました。早くに手術をして頂いたK病院の先生方には感謝しきれません。ただ、進行がんであるため現時点で遠隔転移がなくとも数年後、もしくは数ヶ月後に転移してしまうことが今1番恐れています。手術ではもちろん目に見えるものは全て切除して頂きましたが、目に見えない微少のがん細胞がもしかしたらどこかにいるかもしれません。手術して切除したから終わりではなく、切除してからががんとの戦いの始まりになると思います。幸い病理検査の結果、進行がんの中でもがん細胞が局所にとどまっていたためリンパ節や他臓器に転移はありませんでしたのでステージ2aという診断を頂きました。ただ、遺伝子に関する検査も行ってるのでもしかしたら抗がん剤やる可能性もある感じです。


--------ここからが本題----------

今1番後悔してることはもう少し自分の体に気をつかってあげられなかったことです。自治体でやってるがん検診は特定の年齢からじゃないと受けれないため私たち若い世代は気軽に受けることができず、大きいな病院や検診センター、またはかかりつけ医に相談する等で検診するしか方法がありません。若い世代でがんとわかった場合はだいたい進行した状態で発見されることがほとんどです。よく若い世代は進行が早いと言いますが、進行した状態で発見されることが多いからそのように言われるのではないかと思ってます。

まだ体が元気な皆さん、是非がん検診には積極的に行ってください。仕事、趣味で病院に行ってる暇がないのは分かります。ですが、がんを患った後では必ず後悔してしまいます。若い世代のがんはごく稀と言われてますがもしかしたら私のようにそのごく稀の中に入ってしまうかもしれません。女性だと乳がん、子宮がん、卵巣がん等婦人科系のがんを若い頃から患ってしまう方もいます。自治体にもよりますが乳がんや子宮がんは20.30代から気軽に受けれるようになっていますので是非積極的に受けて頂きたいです。また、腹痛に悩まされてる方については最近、腹痛がきつくなってきた、便秘と下痢が酷いなど少しでもいつもと違うなと感じた場合、消化器科や胃腸科に罹ってください。そこでもし胃カメラ大腸内視鏡をやることになった際はやってください。胃カメラは比較的に苦痛がなく、胃カメラ前日まで食事可能で当日朝から絶食で行います。鎮静剤使えば眠ってる間に終わりますので鎮静剤を使うことをおすすめします(ただし、運転が出来なくなるのでご注意) 

それに対して大腸内視鏡は腸の中身を空っぽにする必要があるため前日から食事が制限され、当日は2リットルの下剤を定期的に飲んでから検査になります。こちらも鎮静剤を使って受けることは出来ますが胃カメラみたいにすぐ眠るような感じではないです。(薬の効き方は1人による?) それと目が覚めてるうちはお腹に違和感があり時々痛みも感じてしまいますが、内視鏡でポリープが見つかればその場で切除して貰えます。胃と大腸は40代以上から自治体のがん検診を受けれますが、20~30代は検診センターや大きい病院等でしか受けれません。お腹に不安を感じてる方いましたら是非検診センターに足を運んでください。


今は健康で大丈夫だと思ってもそれがある日突然そうでなくなってしまう日が来てしまいます。見つかった時には手遅れで手術も出来ず延命するための治療になってしまうかもしれません。これからもオタ活をしたい、結婚して子供を産みたい、楽しいことをいっぱいしたいと思うのであればどうか1度自分の体とも一旦向き合って検査に是非足を運んでください。